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2022年08月31日 [その他]
あと施工アンカー施工士(第1種)筆記試験 受験してきました!
皆様お久しぶりーフ!(ゲッツっ!)
![](/dataimge/1661909516.jpg)
私は普段、偉そうにしているので
毎年複数の資格を取得するという難題を、自分に課しています。
※もちろん業務に関係のある資格(技術系〜事務系)に限ります。
そして今回受験したのは、表題の通り
”第1種あと施工アンカー施工士”
です。
どんな資格か?
協会HPに詳しくありますので・・・
https://www.anchor-jcaa.or.jp/about/
まあ簡単に言うと
HPからご紹介
![](/dataimge/1661910260.png)
↑写真の様に、物体に何かを取り付けるために
あとからボルトで固定するための資格です。
資格自体は、まだ公的なものではないので
無資格でも施工できます。※今のところ
しかし、本来は工事で無資格ってありえないんですよねw
だって、ボルトが外れて看板とか落ちてきたら?
強風で自販機が飛んで行ったら?
橋が落ちたら?
家の壁の棚が落ちたら?
実はあと施工アンカーって、生活のほぼ全てにおいて、
知らないうちに使われているんです。
そして重要なのが、この工事は水中でも行われているんです。
コンクリートに穴をあけて、ボルトを設置して
ありとあらゆる鋼構造物を設置します。
なので、必要性云々ではなく(近い将来公的資格となるハズw)
知識としても取得しておいてマイナスは無いと判断し、取得に向け勉強しました。
※いいのか悪いのか、今まで無資格でたくさん施工してたので技術は習得済みです。
全然簡単な説明ではなかったな。。。アハハハ
![](/dataimge/1643958005.jpg)
まずは流れ通り、昨年に第2種あと施工アンカー施工士の講習会”初級”を受講し(必須ではない)
学科試験を受験し取得。
今年、7月に第1種あと施工アンカー施工士の講習会”上級A種”を受講し(必須ではない)
令和4年8月21日(日)に当該学科試験を受験しました。
![](/dataimge/1661908995.jpg)
受験地は香川県です。
残念ながら、岡山は無いです。近県は広島か香川でした。
![](/dataimge/1661908843.jpg)
各講習も、試験もここだった記憶
![](/dataimge/1661909069.jpg)
今回は大ホールで受験
![](/dataimge/1661909097.jpg)
第2種は、軽く流した程度で取得できましたが、
今回の第1種は、けっこう勉強しました。
アンカーを設置する際の、耐力を検討する為に
鋼材の耐力で決定するのか、コンクリートでいくのか、接着力でいくのか
せん断抵抗は適切かなど、計算結果によって施工方法や材料が
大きく左右する為、検討能力が必要と言う事です。
いろいろネットで試験対策を検索したんですが、
出てこなかったので載せときます。(個人メモとして掲載)
テキストお持ちの方は分かると思いますが、
午前中の試験(学科試験)で☆はほとんど出てこなかったです。
☆☆ばっかりでしたね。
学科試験はテキストをただひたすら詰め込めばOK
後半で、力の3要素や、つりあい、合成、分解があったり
下記の問6が出題されてました。
![](/dataimge/1661930853.jpg)
と言っても簡単な設定だったので、うる覚えでクリア。
そして午後の計算試験(耐力試験)は、もちろん☆☆だけです。
計算問題で一発目、びっくりしたのは
下の写真のような図が出てきて、モーメントを出せみたいな問題。
![](/dataimge/1661909167.jpg)
・・・・???(頭の中真っ白)
![](/dataimge/1661931406.jpg)
うそだろ?
知らねーよ。
テキストに載ってねーよみたいなインパクトの問題。
しばし茫然自失タイムを過ごし
っは!っと我に返ることに成功!!!!(ナイスオレ)
![](/dataimge/1661931674.png)
とりあえず後回しじゃ〜!!!!
と言う事で、最終問題から手を付ける。
最終問題は、ヘリ空きの耐力を求めるやつ(接着系)
![](/dataimge/1661909135.jpg)
![](/dataimge/1661909195.jpg)
まあ勉強してる人はものすごく同意できると思うけど、
公式が地獄・・・
見たことない記号(ギリシャ文字)
聞いたことない言葉の羅列。
![](/dataimge/1663047332.jpg)
ほぼ中卒の私としては、初めてテキスト見たとき理解できなくて
外国の小説を読んでいるのと同じ感覚でした。。。
第2種はそれでも良かったんですが、
今回の第1種はこれを理解できなければ合格できません。
なので猛勉強。
以下に必須の公式メモしときまーす。
〜 金属系アンカーの許容引張力:(Ta)a 〜
(Ta)a=min[(Ta1)a , (Ta2)a]
鋼材の降伏による許容引張力:(Ta1)a
(Ta1)a=Φ1・(Ta1)
(Ta1)=min[(mσy・aae , σy・bae]
コンクリートのコーン状破壊による許容引張力:(Ta2)a
(Ta2)a=Φ2・(Ta2)
(Ta2)=0.75・(0.313√σB・Ac)
=0.235√σB・Ac
※Ac=πle(le+da)
※※le=l-da
〜 許容せん断力:(Qa)a 〜
(Qa)a=min[(Qa1)a , (Qa2)a)]
鋼材で決まるアンカー1本当たりの許容せん断力:(Qa1)a
(Qa1)a=0.7σy・sae
コンクリート支圧強度で決まるアンカー1本当たりの許容せん断力:(Qa2)a
(Qa2)a=0.3sae√σB・Ec
☆ 低減係数 ☆
各長期荷重Φ1:2/3 Φ2:1/3
各短期荷重Φ1:1 Φ2:2/3
〜 接着系アンカーの許容引張力:(Ta)a 〜
(Ta)a=min[(Ta1)a , (Ta2)a , (Ta3)]
鋼材の降伏による許容引張力:(Ta1)a
(Ta1)a=Φ1・(Ta1)
(Ta1)=min[(mσy・aae , σy・bae]
コンクリートのコーン状破壊による許容引張力:(Ta2)a
(Ta2)a=Φ2・(Ta2)
(Ta2)=0.75・(0.313√σB・Ac)
=0.235√σB・Ac
※Ac=πle(le+da)
※※le=l-da
接着系アンカーの付着力許容引張力:(Ta3)a
(Ta3)a=Φ2・ta・π・da・le
※ta=10√σB/21
〜 許容せん断力:(Qa)a 〜
(Qa)a=min[(Qa1)a , (Qa2)a)]
鋼材で決まるアンカー1本当たりの許容せん断力:(Qa1)a
(Qa1)a=0.7σy・sae
コンクリート支圧強度で決まるアンカー1本当たりの許容せん断力:(Qa2)a
(Qa2)a=0.4sae√σB・Ec
☆ 低減係数 ☆
各長期荷重Φ1:2/3 Φ2:1/3
各短期荷重Φ1:1 Φ2:2/3
※注意※誤字脱字あるかもしれません、テキストで勉強してください。
私は、アホなので全て丸暗記しました...
![](/dataimge/1663052889.png)
でも、公式覚える必要なかったんです。
![](/dataimge/1663053236.jpg)
今回は、この問題に限って、問題用紙に公式書いてありました。
![](/dataimge/1663053357.jpg)
なので、各ギリシャ文字が何を指してるかだけ覚えれば大丈夫でした。
例:有効水平投影面積とか、接合筋の有効断面積とか
ベストは全て覚えておけば、実務でも役立つ?と思いますけど
今回のこの問いに限っては、最低限意味だけ覚えておけば回答できましたね。
まあそんなこととは知らずに、一生懸命勉強した結果
なんとか合格w
![](/dataimge/1663054411.jpg)
![](/dataimge/1663054430.png)
今回受験した香川に関しては、4割〜5割が合格率だと思います(意外と高い)
※たぶん150人くらい受験(200人居なかったような?)合格63人
次は、10月29日実地試験です。(アンカーを実際に設置します)
続きは次回。
今回もメデタシメデタシ。
![](/dataimge/1661909516.jpg)
専務です。
私は普段、偉そうにしているので
毎年複数の資格を取得するという難題を、自分に課しています。
※もちろん業務に関係のある資格(技術系〜事務系)に限ります。
そして今回受験したのは、表題の通り
”第1種あと施工アンカー施工士”
です。
どんな資格か?
協会HPに詳しくありますので・・・
https://www.anchor-jcaa.or.jp/about/
まあ簡単に言うと
HPからご紹介
![](/dataimge/1661910260.png)
↑写真の様に、物体に何かを取り付けるために
あとからボルトで固定するための資格です。
資格自体は、まだ公的なものではないので
無資格でも施工できます。※今のところ
しかし、本来は工事で無資格ってありえないんですよねw
だって、ボルトが外れて看板とか落ちてきたら?
強風で自販機が飛んで行ったら?
橋が落ちたら?
家の壁の棚が落ちたら?
実はあと施工アンカーって、生活のほぼ全てにおいて、
知らないうちに使われているんです。
そして重要なのが、この工事は水中でも行われているんです。
コンクリートに穴をあけて、ボルトを設置して
ありとあらゆる鋼構造物を設置します。
なので、必要性云々ではなく(近い将来公的資格となるハズw)
知識としても取得しておいてマイナスは無いと判断し、取得に向け勉強しました。
※いいのか悪いのか、今まで無資格でたくさん施工してたので技術は習得済みです。
全然簡単な説明ではなかったな。。。アハハハ
![](/dataimge/1643958005.jpg)
まずは流れ通り、昨年に第2種あと施工アンカー施工士の講習会”初級”を受講し(必須ではない)
学科試験を受験し取得。
今年、7月に第1種あと施工アンカー施工士の講習会”上級A種”を受講し(必須ではない)
令和4年8月21日(日)に当該学科試験を受験しました。
![](/dataimge/1661908995.jpg)
受験地は香川県です。
残念ながら、岡山は無いです。近県は広島か香川でした。
![](/dataimge/1661908843.jpg)
各講習も、試験もここだった記憶
![](/dataimge/1661909069.jpg)
今回は大ホールで受験
![](/dataimge/1661909097.jpg)
第2種は、軽く流した程度で取得できましたが、
今回の第1種は、けっこう勉強しました。
アンカーを設置する際の、耐力を検討する為に
鋼材の耐力で決定するのか、コンクリートでいくのか、接着力でいくのか
せん断抵抗は適切かなど、計算結果によって施工方法や材料が
大きく左右する為、検討能力が必要と言う事です。
いろいろネットで試験対策を検索したんですが、
出てこなかったので載せときます。(個人メモとして掲載)
テキストお持ちの方は分かると思いますが、
午前中の試験(学科試験)で☆はほとんど出てこなかったです。
☆☆ばっかりでしたね。
学科試験はテキストをただひたすら詰め込めばOK
後半で、力の3要素や、つりあい、合成、分解があったり
下記の問6が出題されてました。
![](/dataimge/1661930853.jpg)
と言っても簡単な設定だったので、うる覚えでクリア。
そして午後の計算試験(耐力試験)は、もちろん☆☆だけです。
計算問題で一発目、びっくりしたのは
下の写真のような図が出てきて、モーメントを出せみたいな問題。
![](/dataimge/1661909167.jpg)
・・・・???(頭の中真っ白)
![](/dataimge/1661931406.jpg)
うそだろ?
知らねーよ。
テキストに載ってねーよみたいなインパクトの問題。
しばし茫然自失タイムを過ごし
っは!っと我に返ることに成功!!!!(ナイスオレ)
![](/dataimge/1661931674.png)
とりあえず後回しじゃ〜!!!!
と言う事で、最終問題から手を付ける。
最終問題は、ヘリ空きの耐力を求めるやつ(接着系)
![](/dataimge/1661909135.jpg)
![](/dataimge/1661909195.jpg)
まあ勉強してる人はものすごく同意できると思うけど、
公式が地獄・・・
見たことない記号(ギリシャ文字)
聞いたことない言葉の羅列。
![](/dataimge/1663047332.jpg)
ほぼ中卒の私としては、初めてテキスト見たとき理解できなくて
外国の小説を読んでいるのと同じ感覚でした。。。
第2種はそれでも良かったんですが、
今回の第1種はこれを理解できなければ合格できません。
なので猛勉強。
以下に必須の公式メモしときまーす。
〜 金属系アンカーの許容引張力:(Ta)a 〜
(Ta)a=min[(Ta1)a , (Ta2)a]
鋼材の降伏による許容引張力:(Ta1)a
(Ta1)a=Φ1・(Ta1)
(Ta1)=min[(mσy・aae , σy・bae]
コンクリートのコーン状破壊による許容引張力:(Ta2)a
(Ta2)a=Φ2・(Ta2)
(Ta2)=0.75・(0.313√σB・Ac)
=0.235√σB・Ac
※Ac=πle(le+da)
※※le=l-da
〜 許容せん断力:(Qa)a 〜
(Qa)a=min[(Qa1)a , (Qa2)a)]
鋼材で決まるアンカー1本当たりの許容せん断力:(Qa1)a
(Qa1)a=0.7σy・sae
コンクリート支圧強度で決まるアンカー1本当たりの許容せん断力:(Qa2)a
(Qa2)a=0.3sae√σB・Ec
☆ 低減係数 ☆
各長期荷重Φ1:2/3 Φ2:1/3
各短期荷重Φ1:1 Φ2:2/3
〜 接着系アンカーの許容引張力:(Ta)a 〜
(Ta)a=min[(Ta1)a , (Ta2)a , (Ta3)]
鋼材の降伏による許容引張力:(Ta1)a
(Ta1)a=Φ1・(Ta1)
(Ta1)=min[(mσy・aae , σy・bae]
コンクリートのコーン状破壊による許容引張力:(Ta2)a
(Ta2)a=Φ2・(Ta2)
(Ta2)=0.75・(0.313√σB・Ac)
=0.235√σB・Ac
※Ac=πle(le+da)
※※le=l-da
接着系アンカーの付着力許容引張力:(Ta3)a
(Ta3)a=Φ2・ta・π・da・le
※ta=10√σB/21
〜 許容せん断力:(Qa)a 〜
(Qa)a=min[(Qa1)a , (Qa2)a)]
鋼材で決まるアンカー1本当たりの許容せん断力:(Qa1)a
(Qa1)a=0.7σy・sae
コンクリート支圧強度で決まるアンカー1本当たりの許容せん断力:(Qa2)a
(Qa2)a=0.4sae√σB・Ec
☆ 低減係数 ☆
各長期荷重Φ1:2/3 Φ2:1/3
各短期荷重Φ1:1 Φ2:2/3
※注意※誤字脱字あるかもしれません、テキストで勉強してください。
私は、アホなので全て丸暗記しました...
![](/dataimge/1663052889.png)
でも、公式覚える必要なかったんです。
![](/dataimge/1663053236.jpg)
今回は、この問題に限って、問題用紙に公式書いてありました。
![](/dataimge/1663053357.jpg)
なので、各ギリシャ文字が何を指してるかだけ覚えれば大丈夫でした。
例:有効水平投影面積とか、接合筋の有効断面積とか
ベストは全て覚えておけば、実務でも役立つ?と思いますけど
今回のこの問いに限っては、最低限意味だけ覚えておけば回答できましたね。
まあそんなこととは知らずに、一生懸命勉強した結果
なんとか合格w
![](/dataimge/1663054411.jpg)
![](/dataimge/1663054430.png)
今回受験した香川に関しては、4割〜5割が合格率だと思います(意外と高い)
※たぶん150人くらい受験(200人居なかったような?)合格63人
次は、10月29日実地試験です。(アンカーを実際に設置します)
続きは次回。
今回もメデタシメデタシ。