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岡山海事株式会社
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2022年11月04日 [その他]

あと施工アンカー施工士(第1種)実技試験を受験してきました!

(11/4現在)

秋もすっかり深まり、朝晩と昼間の寒暖差が大きく

服装に困ってしまう今日この頃。

皆様いかがお過ごしですか?

こんにちは。

専務です。















今回は、令和4年10月29日(土)に香川県高松市で受験してきました

”あと施工アンカー施工士(第1種)の実技試験”

について備忘録しておきまーす。











8月に受験した学科試験合格者は63名

そして今回実技試験受験者は、確か27名

36名どこ行ったんだ?w
と言う疑問は置いといて・・・










受験場所は、”香川地域職業訓練センター”

駐車場は臨時駐車場が設置されていましたので
もしこちらで受験される方は、よく確認してくださいね。






この地域は、免許センターや各種教育センターが密集した地域で
土日と言う事もあってか、とても静かな場所でした。












と言う事で、駐車場から徒歩で3分
到着しました。









受付は、屋外に設置され
しっかりと感染確認、予防対策などコントロールされており
安心して受験できました。










今回受験する実技試験とは、

実際にコンクリート塊にドリルで穴をあけ

あと施工アンカーを設置し、その後に引張試験をして

既定の張力を掛けても、あと施工アンカーが抜けないかテストする試験です。







試験前に、教室で試験の概要や消耗品等の配布がありました。







事前に資料が郵送され、予習できます。

※一連の流れや、施工方法・試験方法、注意点など事細かく記入された資料です。





その資料に沿って、教室でも講師による解説と実演(仮)が行われ

その通りに実施すればまず合格するでしょ?って位に丁寧に教えてくれます。





しかし、一番驚いたのが

今までアンカーを設置したことが無い人が受験者にいた事です。

講師が、一応聞いてくれてそのレベルに合った説明をしてくれます。

※試験の料金や、申請料等
通常の資格と比較するとメチャクチャ高額なのに
経験なしで受験とか無謀すぎるやろ〜w
とか心でツッコんでました。




そんな中、設置作業の説明は続き

配布された消耗品や、持参した安全具を身に着け

準備が出来たら試験会場の倉庫へ出陣!


☆美味しそうだったので宣伝しときますw






順番に入場し、持ち場に着いたら説明後にやっと試験開始!


※所要時間45分で接着系、芯棒打ち込み、本体打ち込みの順で3本を施工

安全に、手順通り3本を施工し、清掃、後片付けまでが試験内容です。

時間切れの場合

即失格



そしてこれが終わった後、引張試験も行うので、抜けないように確実に施工しなければなりません。

一番の要は、穿孔後の

清掃


接着系は、何度もブラシをかけて掃除機できれいに吸引。
金属系は、ブラシ要らないけど掃除機で超丁寧に吸引。


※メーカー様より拝借。ありがとうございます。



これでほぼ完ぺきに抜けない。ハズw






試験の全行程を念入りに事前説明をして頂けたので、全く緊張しませんでした。

むしろ、一斉にドリルを使うからか騒音対策なのか

倉庫の出入口を閉めきって、天井に近い小さな窓のみ換気・・・

小規模倉庫に27名の受験者と、同じ程度のスタッフ。。。

「暑い」その印象が強いです。

なぜ閉めきる。

倉庫で寒いと予想し、ヒートテックのサルマタ履いてたのが裏目に出て

汗でビチャビチャ。キモチワルイ



ヘルメットに保護メガネ、防塵マスクで完全装備だから

メガネ曇って見えないしwww

接着系アンカー用のウエスで何度も拭きながら施工しました。。。





まあ暑いのは仕方がないw

手順書を見ながら施工できるので(注意事項も書いてあるので確認しながら施工できる)とても楽。

しかし制限時間があるので、あまりノンビリはできません。チャッチャと施工しますw

※途中で、穴を若干深く穿孔し過ぎたり、小さなミスはありましたがいけるっしょ♪
楽勝楽勝





各自の持ち場は、約1.5m四方のブルーシートの上なので

隣や対面の受験者が施工してるのもよく見えるんです。

なので、自分が遅いか早いかも良く解ります。

私は試験終了まで15分を残し、余裕で施工試験終了。

そんな時目に入ったのは、明らかに苦戦している対面の受験者。。。

大丈夫かな〜?ってちょっと心配になりつつも

倉庫から出て、引張試験まで一旦朝の教室へ。

汗を拭き拭き水分補給していると全員教室へ帰還してきました。




そして朝同様、引張試験の丁寧な説明が始まります。

※この間に、接着系アンカーの硬化が進んだり
仕上がりの採点や次の準備で試験官たちは倉庫で頑張ってくれてました。

さすがに引張試験は、私自身も未経験だったので不安がありましたが、
機械に関する内容は、事前資料でも詳しく載っていたので予習はできていました。

※機械はこれです。


アンカーの真上に3脚架台を立てて、ボルトを長ナットなどで繋いで延長
赤い油圧ジャッキで加圧して規定値まで載荷します。


職員の方が、教室で目の前で実演してくれたので、安心して試験に臨めました。









そして、保護具を完全装備し再び倉庫へ出陣!




ここでも、手順書を確認しながら施工できます。

先程、自分が施工した各アンカーに、油圧式の機械をセット

本体打ち込み式→芯棒→最後に接着系の順で引っ張っていきます。

試験時間は30分!

間に合わなくても

失格



抜けても
即失格


の一世一代の試験ですw

抜けたらどうしようとドキドキしていますw



まずは、本体打ち込み式から。





※これはM22だったと記憶
非常に太いので、打ち込みでもかなりの強さでハンマーを当てないとしっかりと効かない。

注:抜けるのが恐怖で、打ち込み過ぎてコンクリート塊自体を破壊してたツワモノも5名弱居たようなw



3脚架台をアンカーと垂直にセットし(この足の調整がポイント)

油圧ジャッキを載せます。

ゆっくーり規定値まで加圧していき、試験官に確認してもらいます。








そして
一本目はセーフ。












2本目は芯棒打ち込み式



※こちらはM19か17か忘れましたが、ポッチがしっかりアンカーに届いていればダイジョブなはずw




引張試験の機械を1本目から2本目にセットして

試験官を呼び、目の前で指定圧力まで加圧していきます。

そして結果は・・・



















セーフw
























最後3本目は、接着系アンカー(M19か17だったと思いますw)


※資料写真はM16用


これは特に穿孔した後、念入りにブラッシングしないと抜ける奴。






2本目から3脚架台を外し、3本目にセット仕直していると

対面の苦労していた受験者が本体打ち込み式の加圧をしていました。

ゆっくりゆっくり加圧していました。

試験官も膝をついてしっかりと見守っています。

















そして
















ズボっ・・・
















試験官達がザワザワ。。。
















私はポカーン








まじか・・・
目の前で抜けた。



一番嫌なもの見ちゃった。




ラスト1本抜けなきゃ多分合格なのに見ちゃった、、、




これから試験するのに見ちゃった。。。














しかし、ここまで来たらやるしかない。







気を取り直して頑張ります。







油圧ジャッキをセットして、試験官を呼びます



目の前で膝をついて、油圧ゲージを確認しながら加圧していきます。ギーコ ギーコ








果たして結果は?
















セーフ!











イエーイっ!





















いやー良かった良かった

ホッとして(アンカー抜けずに)力が抜けました。

お後が宜しいようで。























油圧ジャッキなど、シート内の片付けをしっかりと行い

倉庫から、三度教室へ。


全員が教室へ帰還し、お開きとなりました。



試験結果は12月23日午後らしい

合否はいかに?

次回をお楽しみに〜

メデタシメデタシ?

抜けた人や、コンクリート叩き割った人たちはどうなったんだろう・・・

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